韓国での育児

なぜ韓国人ママの小さな子供に対する口調は優しいのか?

韓国語と日本語を比べると、韓国語のほうがきつく感じますよね?

まだ韓国に来たばかりのころは韓国人同士が普通に話しをしているだけなのに、喧嘩をしているのかと勘違いしてしまうこともよくありました。

それに比べて日本語は物腰が柔らかく優しく感じると思います。現に私が日本語を教えていた韓国人女性たちも

日本語は響きが女性らしくて可愛いって♡ってよく言ってました。

韓国語は男性的な言語で、日本語は女性的で優しい言語だと思っていたんですが、韓国で子育てをするようになってから

あれ???なんか韓国人のママって子供に対する口調がすごく穏やかだよね??

そんなことを思う場面が増えました。

小さな子供を育てているとどうしても小言が多くなってしまい、

「あれしちゃダメ、危ないからやめなさい、あ~ちょっとやめてよ~!」

そんな言葉をたくさん発するようになります。

例えば、雨の日に水たまりがありました。子どもは水たまりとか大好きですから、わざと水たまりに入ったりします。

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ゆーちゃんが水たまりに入ったとき私の反応は

「ちょっとやめてよ~!!汚れちゃうじゃん!!」

そんな感じであわてて叫んでしまったんですが、後ろから来た韓国人ママの場合子供が同じように水たまりに入っても

「あら~そんなふうに入っちゃだめじゃない~^^」

ってなんだかめちゃくちゃ余裕で優しい…

他にも例えば道路の内側を歩いてほしいときも

「もう少し内側を歩いてくれたら嬉しいんだけど??」

なんか韓国人ママって子供に対する口調が穏やかだよね?って日本人ママともよく話します。

だからといって、口調が優しいということが子供を甘やかしているというわけではなく、しっかりと親として言うことは言っているけれどただ口調が優しいんです。

そんな環境に慣れて日本に帰ると、ママが小さな子供に話す口調がきつくてびっくりすることが結構あります。

「何やってんの?もう~」
「ちょっとやめてよ~!?」

子供が集まる場所に行くとそんなイライラした声がよく聞こえてきて、え??小さな子供に対する口調がなんかきつくない?

いや、イライラするのは当然で小さな子供いて全然イライラしない人のほうが少ないでしょうけどね、それにしても

なんで????なんで、韓国人のほうが全体的に口調が優しいの???

日本人も韓国人も結局のところ子供に伝えている内容は同じなのに口調の違いはなんだろう??




子供に対する口調の穏やかさは儒教の精神と関係している?

この理由を考えてみると思い当たるのは韓国の文化的背景です。

韓国人はみなさんもご存じのとおり儒教の精神がとても強いので、いい意味でも悪い意味でも年長者は年長者らしくふるまいます。

年上絶対!です。

子供のころから1歳でも年上なら友達でもお姉ちゃん、お兄ちゃんと呼び、上下関係がはっきりしているんですね。

ですから親子の関係も友達親子なんて考え方はなく親は絶対に目上の立場。

これは敬語の使い方でもよく表れています。

日本の敬語は相対敬語ですが、韓国の敬語は絶対敬語です。

相対敬語とは、話す相手との関係によって敬語の使い方を分けるやり方ですよね。例えば、取引先から上司の田中部長に電話がきて外出していれば

「田中は外出しております。」

となりますが、韓国の場合は絶対敬語ですから

「田中部長様は外出されています。」

となるんです。

日本人が聞いたら、は?自分の会社の人のことを外の人間に話すのに部長様って何それ?って感じですが、絶対敬語は話す相手が誰であれ敬語は変わりません。

敬語を使う対象には自分の親も含まれますので、他人に自分の親のことを話すときも

「私のお母さまは今食事をされています。」

と、なります。

そんな言葉の使い方から見ても、韓国の上下関係は絶対的にはっきりしていると思います。

年長者は年長者として振る舞う傾向の韓国人

年上の韓国人の友達や先輩と食事にいけばオンニ(お姉ちゃん)らしく振舞おうとおごってくれることが多いし、年上として振る舞いたがります。

それに対して日本人はいい意味でも悪い意味では年齢はあまり気にしないと思います。

年齢が離れていても大人になってからは友達になれば年齢関係なく対等に付き合う人も多いですし、

親子であっても友達みたいなフレンドリーで対等な関係を持っている人も多く、親子でも姉妹のような若いママも多いですよね。

私は若いママじゃないから、どうがんばってもビジュアル的に姉妹はあり得ないですがw

そんな感覚で、小さな子供に注意するときも対等ないわゆるタメ口で話すので

タメ口って感情が出やすくなってしまいので、知らずに口調がキツクなるのかと勝手に分析。

韓国人は親は絶対的に上の立場という考えが根付いていますから、

子供に注意するときも年長者が、上の位置から小さな子供に諭すような口調で話すので自分の感情に流されにくいのかと思うんです。

絶対的な年長者の余裕みたいな?
年長者としての振る舞い方を心得ている?

みんなが先生みたいな感じで話しているような、親という年長者の立場を演じきっている感じがします。

優しい口調ときつい口調のどちらが気分が良いかといえば優しいほうが自分も聞く子供にもいいですよね。

だから私も韓国人ママのそういうところは見習って、穏やかな口調で話すようしてみようと頑張るんですが・・・・

穏やかな口調で注意してもうちの場合、聞いてくれないんですよねー。てのが現実的な問題(-_-メ)

もっと小さなときから親の威厳を保つべきだったのか!?

まぁ、これは口調の話に限ったことであり、子育てをしていく上でのしつけの内容については個人により方針が違うので他人が特にあれこれ言う話ではないと思っているのでここでは書きませんが。

そんなわけで韓国人ママの小さな子供に対する穏やかな口調にはいつも感心させられます。

私だって、できることならいつも穏やかな口調で話したいんですけどねーーーー!!

うん、今日からまた挑戦してみよう。穏やかに、穏やかに…

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